家づくり日記(仮)

注文住宅の日記

後悔しない家づくりのために 備忘録

①考える時間をもつ

間取り、窓の位置、壁の位置は後から変えられないので、設計段階でその家での生活をイメージし、住んでみたら理想と違った…というのがないようにしたいところ。

今の工務店は間取りの設計までの回数が3回に制限されており、結構シビア。設計士の腕が良い&夫婦で時間を取れる環境なので何とかなってるが…。間取りはともかく、図面だけを見て窓の位置やサイズ、ドアの位置や開き方まで考え抜くのはかなり厳しい。特に、空間把握能力に長けてない人は難しいんじゃないかなと思う。

今後、人に家づくりについて聞かれたら、「考える時間を確保する」「契約を焦らせるメーカーはやめる」「共働きで忙しいなら、打ち合わせ回数に制限のないメーカーにしておく」あたりは提言したい。まあ、それって大手メーカーor設計事務所とかだからお高いんでしょ?にはなるが、「後悔しない」ことだけにこだわるなら、建坪を減らしてでもこちらに振った方が良いと個人的には思う。まあ、後で「狭い」って後悔する可能性はあるが…

 

②施工事例や標準仕様の趣味が合うメーカーを選ぶ

これは言われなくてもそうすると思うが、「自由度が高そうだから後でどうとでもなる」と思っていると意外とそうでもないので注意。

理由は、仕様の変更に時間とコストがかかるため。

 

具体的には、たとえば床材を標準のものからA社のものに変えたい…とする。

ネットで調べると定価が出ているものも多いので、標準とA社の差額はほとんどないと見込んでいたら、見積もりに1週間以上かかった上、「家全体の床を変更したら差額が50万」という見積もりが出てくる…ということが平気で起こる。

からくりは、「標準仕様」となっているものは、ハウスメーカーと建材メーカー間で付き合いが深く、大きく値引きをして仕入れられていることが多いために、標準外のものを買おうとすると割高になる…というもの。

ハウスメーカーにもよるが、打ち合わせの回数や仕様決定の日程が決められていると思うので、正確な値段が見積もり取らないとわからない上に何日もかかるとなると、どんどん日程が足りなくなってくる。

 

また、大きな建材ほど実物を見るのが難しく、小さいサンプルで判断しないといけない。

これはよく言われていることだが、実際に仕様検討が進むとその通りだなと実感する。

正直、こんな小さいサンプルで、何十万払うかどうかは決められんわ。

ショールームに行く時間があり、運良く目当てのものが展示してあればよいが、全てがそうではない。

そういう意味でも、ハウスメーカーの標準仕様で選ぶメリットは大きい。

ハウスメーカーの住宅展示場で同じ建材が使われていたり、完成見学会などで目にすることができるからである。